わたしは福祉業界で会社を起業し経営しています。
福祉にもいろいろあるのですが、障害児を対象にしています。
といえば、だいぶ限定されると思いますが、そこで感じていることについて述べたいと思います。
まず、障害児と聞いてどう思います?
何かしらの身体、精神、知的をお持ちの方を連想するのではないでしょうか。
でも、このほかにLD(学習障害)ADHD(注意欠陥障害)アスペルガー症などが挙げられます。世間体でグレーゾーンと呼ばれている人たちですね。
さて、一般企業の皆さんに関係のある事・・・
これです。障害児はいつか障害者となります。その時の就職が困らないように設定されたものです。このため、障害者で雇用できそうな方を積極的に取り入れているのですが
しかし・・・
これ、今回は身体障害者がメインの話ではないんです。
精神障害者がメインなのです。
この制度に対応している方々は、精神保健手帳をを取得している方なんです。
つまり、うつ病、躁うつ病、アスペルガー、LD、ADHDなどの中度以上の方の雇用を保証することなんです。一般企業では、この対応のため右往左往しているところも多いと思います。
でも、もっとすごいのは・・・
教員採用試験の特別受験要件に含まれていることです。
つまり、精神障害者の方が教壇に立つのです。別に差別しているわけではなく、私自身が障害者で精神保健手帳を取得しているので、教壇に立てるかと言われれば、
無理です
耐えられません。また、丁寧にある県では、下線まで引いて強調してました。
おそらく、一般企業はとっているのに教員はとっていないと非難を浴びたのでしょう。
でも、この対応はどうかなって考えます。
「受験に際して考慮する」と書いてあるのですが、何をしてくれるのでしょう。
面接無し、実技なし、筆記なし????
訳が分かりません。何が考慮なのでしょうか。
精神障害者を都合のいい道具としか考えていないのが目に見えてわかります。
話は変わります。
障害(精神含む)がハローワークに行くと相談窓口が違います。
そして、工場での作業以外の仕事はないと宣言されます。特にオープンの場合
※オープン・・・障害を相手につげること
※クローズ・・・逆に隠すこと
オープンにすれば、配慮が多少あるでしょう。でも、仕事の幅が狭まります。結局平等にはなりません・・・
さて、「福祉業界のいま」というテーマでしたね。
はっきりと福祉業界は、人手不足です。人手が足りません。というのは、厚生労働省の通知によって人手の資格がコロコロ変わるからなんです。特に1~2年単位で変更が当たり前。また、施設をつくっても、規格変更も当たり前のようにあります。
でも、うまくいけば普通にもうかります。
うま味もあります。そして、なにより社会貢献に寄与している実感があります。
もし、福祉事業に興味があるかたがいらっしゃれば、ぜひTwitterなどでコメントを頂ければと思います。何かしらの協力ができるかと思います。
今回は、ここまでにしておきます。
次回は SDGs について話せればいいなと思います。