ノマドワーカーの雑記帳

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アクティブラーニングについて

アクティブラーニングと文部科学省!?

 

アクティブラーニング

教員からの一方向的な講義で知識を覚えるのではなく、生徒たちが主体的に参加、仲間と深く考えながら課題を解決する力を養うのが目的。そうした力を養う授業手法として、議論やグループワークなどが挙げられることが多い。(コトバンク)

 

文部科学省との関係

課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学び」、これが2015年10月現在、文部科学省で用いられている「いわゆる“アクティブラーニング”」の定義です。先に述べた『論点整理』において、実際にアクティブラーニングという用語が用いられている文章は、以下の件(くだり)です。

【アクティブラーニングの言葉の説明】

https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2018/12/17/1411360_6_1.pdf

 

このように、次期改訂が目指す育成すべき資質・能力を育むためには、学びの量とともに、質や深まりが重要であり、子供たちが「どのように学ぶか」についても 光を当てる必要があるとの認識のもと、「課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学び(いわゆる「アクティブラーニング」)」について、これまでの議 論等も踏まえつつ検討を重ねてきた。(文部科学省「教育課程企画特別部会 論点整理」より引用)

育成すべき資質・能力があり、その資質・能力を育むためには、学びの量、質、深まりが重要と述べています。さらに、その学びの質の向上や深まりを求めるために、課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学びが有効であると主張しています。

 

 2020年から全面実施される次期学習指導要領で求められる「育成すべき資質・能力」とは、どのようなものなのでしょうか。
 学校教育法第30条第2項に おいて、学校教育において重視すべき三要素は、

 「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」

 とされています。これをもとに、 次期学習指導要領においては、育成すべき資質・能力を以下の3点で整理することが考えられています「三つの柱」と呼ばれています。

 

(1) 何を知っているか、何ができるか

(個別の知識・技能)
(2) 知っていること・できることをどう使うか

(思考力・判断力・表現力等)
(3) どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか

(学ぶ力、人間性等)

 

すなわち、子供たちが「何を 知っているか」に加えて、「知っていることを使ってどのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか」ということです。そのために、子供たちに、知 識・技能を身につけさせると同時に、思考力・判断力・表現力等と学びに向かう力、人間性等を総合的に育む必要があるとされています。
ここで期待されているのが、アクティブ・ラーニングという学習方法です。

 

アクティブ・ラーニングの意義
「育成すべき資質・能力」すなわち、「三つの柱」を育成するため、なぜアクティブ・ラーニングに期待が寄せられているのでしょうか。
個別の知識・技能は、主体 的・協働的な問題発見・解決の場面において活用することで定着し、構造化されるとしています。思考力・判断力・表現力等は、知識として教えられて身につく ものではないことは読者の皆さんもおわかりかと思います。これらが必要となる学習場面、すなわち、主体的・協働的な問題発見・解決の場面を経験することで 磨かれていくとされています。学びに向かう力は、実社会や実生活に関連した課題などを通じて動機づけを行うことで興味がわき、努力し続ける意思が喚起されるとしています。

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引用 https://www.manabinoba.com/edu_watch/24310.html

 

アクティブラーニングで行われる5つの学習法

 

生徒は能動的に学ぶような手法として5つの手法を挙げていきます。
それぞれについて、順番に見ていきましょう。

 

方法1.ジグソー法

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1つ目は、ジグソー法という学習法です。
あるテーマについて書かれた数種類の資料を個別に担当し、パートごとに集まって話し合うことで知識を深めてきます。
その後グループに戻って各パートの話を聞きながら、テーマ全体の理解を深め本来の課題を解決していくというものです。
これによって、自分自身で積極的に考える力が養われます。

 

方法2.KP法

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2つ目は、KP法という学習法になります。
KP法とは、紙芝居プレゼンテーションの略です。
教師は黒板ではなく、あらかじめ紙に授業内容をまとめておきます。
そして、進行に応じて黒板やホワイトボードに紙を貼りながら授業を進めていくのです。
これによって、生徒の思考が自然と整理されて能動的に物事を考えやすくなります。

 

3.ケースメソッド

3つ目は、ケースメソッドという方法です。
これは、グループディスカッション形式の授業となっています。
架空の人物が抱える問題を想定し、生徒が架空の人物の立場になりきる学習方法です。
生徒は設定された状況でどのように行動すれば良いのかを考え、問題解決のための方法を導き出します。
これによって、自分の置かれた状況を把握する認知力が養われるのです。

 

4.フィールドメソッド

方法4つ目は、フィールドメソッドという体験型の学習方法です。
まずは対象となる人物や物を設定します。
そして、そこにある課題を各自で考え、発表しあうのです。
教室の中にとどまらず、実際の社会に出て行われることもよくあります。
これによって、生徒が自主的に疑問を持つ力を養うことが可能です。

 

5.学び合い

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5つ目は、学び合いという学習方法です。
「1人も見捨てない集団作り」をコンセプトに、生徒たちが主体的となって課題に取り組みます。
授業中、生徒が先生と関わる時間をなるべく減らし、生徒だけで意見を1つにまとめていくのです。
これによって、周りの意見を聞き入れて受け入れる力や、自分の考えを発信する力が養われます。

 

この5つがアクティブラーニングの方法になります。ぜひ試してみてくださいね。。

 

アクティブラーニングの実践例

www.nits.go.jp

現在、アクティブラーニングに関する実践例がこちらに掲載されています。参考にしてみて下さいね。学校別、学年、単元それぞれの分類が掲載されています。