学校が休校になりました。
親御さんたちは対応に追われて大変ですよね。特に小さい子供がいるところは、学童やら放課後等デイサービスやらの確保に追われていますよね。本当に大変です。一方で、学童などの事業所に関しても、受け入れに人手がいきなり必要になり大変ですよね。対応する方々お疲れ様です。
さて、今回は給食に目を向けたいと思います。
今回、休校になったために全国にはその材料が沢山集まっています。
日本国内のフードロスは、相当量の食品ロスが生まれています。
日本では2016年の食品廃棄物が年間2,842万トンも出ており、そのうちの646万トンが食品ロスとされています。
先進国での食品ロスが起こる原因は様々あります。
まず挙げられるのが、生産段階で需要を越える量を生産してしまう過剰生産です。
しかし農業である以上、凶作になる可能性も考えると、量の調整はなかなか難しいところがあります。
また先進国での食品ロスは生産段階よりも加工段階や流通・消費段階の方が多くなると言われています。
加工段階で生鮮食品に対して「外観品質基準」という厳しい基準が設けられているため、これに適さないとそれだけで廃棄につながってしまうのです。
本来であればここからリユースやリサイクルをすべきですが、コストがかかるため廃棄した方が安く済むというのも要因の一つです。
小売り段階では大量陳列と幅広い品数により、どうしても消費されない食品が出てきます。そうなると残ったものは廃棄されることになります。
さらに購入されたとしても無計画に購入すること、簡単に捨てる余裕があることから消費者は食品を余らせてしまい廃棄してしまうことが多いのです。
このように様々な要因が重なり、先進国の食品ロスは発生しています。
(出典)
https://gooddo.jp/magazine/sustainable-consumption-production/food_loss/
フードロスの観点で見るとこのまま破棄?となりそうですが、自治体によって対応は様々なようです。
ある県では、廃棄される野菜を定価で販売しているとか。牛乳については、ヨーグルトなど保存が効くものに変えて対応しているしているようです。
今の給食の食べ方は、全部食べる派。残してもいい派。に分かれるそうです。どちらでしたか?給食の配膳された容器をみんなで全部空にして喜ぶ。一方で、好きなだけ残す・・・
教育の中で求められるのはどちらなのでしょうか。人権的な観点、給食費の観点はのぞき日本の給食の環境は世界でも恵まれている部類に入ります。そんな、給食を大切にしたいものです。また、給食費の高騰により(払う人や払わない人)給食費を500円以上値上げする市域もあります。当たり前の給食。おいしい給食。給食の時間が待ち遠おしいそんな愛しい時間を子供達には残してあげたいですね。